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がん細胞と免疫細胞①

おはようございます。


がん細胞と免疫細胞


1981年に死亡原因の1位が、がんになりました。それ以来ずっとがんが死亡原因の1位を占め、死者数も増え続けています。一つの要因としては、高齢化があります。

高齢に伴い免疫細胞の活動も鈍り、免疫システムが弱くなり、1日に3000~5000個発生していると言われるがん細胞を抑えきれなくなってきていることがあげらます。

新型コロナ感染症でも高齢者に重症化、死者が多かったのもこのような免疫システムの低下があげられています。


体のがんを抑えるシステムとしては、体を構成する37兆個にも及ぶ細胞が、細胞社会を構成し、細胞同士が監視し合う細胞競合というシステムがあります。がん細胞が生まれれば、周りの細胞が察知し、競合し合いながら、がん細胞を追い出していきます。細胞競合で追い出せないくらいがん細胞が凶暴化すると、細胞社会を見回り守っている警察機能の免疫細胞が、がん細胞を取り締まっていきます。これらの機能が乱れたり、弱くなってくると、すり抜けたがん細胞が仲間を増やしていくのです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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