おはようございます。
がん細胞と免疫細胞
日本では、がんに罹患し、死亡する人が増えています。昨日も言いましたが、最も大きな要因が加齢に伴う免疫細胞の活動の低下です。さらに、がんを抑える主役のNK細胞はストレスなどの影響を大変受けやすく、ストレス社会も大きな要因になっています。
今まで、がんに罹患した時の治療法は外科的に手術でがん細胞を取り除く外科療法、がん細胞をピンポイントで放射線によって叩く放射線療法、抗癌剤などでがん細胞を叩く科学療法の三大療法が中心でした。
そして、今注目されているのが免疫療法です。しかし、色々な免疫療法が試されてもなお、満足のいく結果には至っていません。
その中で有力な免疫療法で注目されてきているのが、理化学研究所のベンチャー企業での理研免疫再生医療で研究・開発されているNKT細胞標的治療です。
この研究所で注目しているのは、体内にわずか0.05%しか存在しない免疫細胞の一つであるリンパ球の仲間のNKT細胞です。
次回、NKT細胞の可能性を見ていきます。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一