アレルギー
- Sales Biota
- 2021年6月21日
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おはようございます。
前回、免疫による抗原や抗体の話をしました。ウィルスや細菌などの異物を抗原とし抗体が作られて免疫反応が起こり排除しているのですが、普通は免疫反応を起こさない花粉や食物に対し過敏に反応し抗原抗体反応を起こす病気がアレルギーです。Allos(
変化)とergo (反応)を合わせて「変化した反応」という意味です。
B細胞の反応で起こる即時型にアナフィラキシー・気管支喘息・アトピー・花粉症・などがあり、その際の抗原をアレルゲンと呼んでいます。
T細胞の反応で起こる遅延型に金属や化粧品による接触性皮膚炎、臓器移植の際の拒否反応があります。
そして、細胞核を構成する成分を抗原として免疫が抗体を作り、細胞を攻撃してしまうと自己免疫疾患の抗原病やリューマチなどの疾患を起こします。
腸内細胞叢のバランスが崩れると免疫が過剰に活性化され、アレルギーや自己免疫疾患が悪化します。腸内細菌叢の環境を整えることで、過剰に活性化された免疫を抑制するサプレッサーT細胞が働き、免疫機構が調整されていきます。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一