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インスリン抵抗性と肥満の悪循環

おはようございます。


糖尿病では、ブドウ糖の代謝が上手くいかず、肥満があると脂肪細胞からインスリン抵抗性物質が出て来てインスリンが上手く働かず、そこに運動不足が重なると消費できないブドウ糖が肝臓や脂肪細胞にどんどん蓄積されていきます。するとインスリン抵抗性と肥満の悪循環が生まれます。残念ながら食事療法だけではこの悪循環は断ち切ることはできません。


大切なのは運動療法です。有酸素運動、筋肉トレーニング、ストレッチなどを組み合わせて筋肉を付けることです。筋肉でブドウ糖が消費される際にGLUT4と言うタンパク質が重要な働きをしてブドウ糖を筋肉の中に取り込みます。まずインスリンが筋肉のドアを開けGLUT4がブドウ糖を筋肉に取込みます。GLUT4が多い筋肉はどんどんブドウ糖を取り込みエネルギーを消費します。


GLUT4は一度増えると3日間保たれるそうなので、1日おきの運動でも効果はあるようです。


腸内環境を整えて糖の吸収を抑え、血管掃除をして血流を良くし、運動で筋肉を作ると膵臓への負担も減り、インスリンの働きもスムーズにいきます。


今日を素敵な1日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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