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クレアチン

おはようございます。


クレアチン


前回話をした筋肉の代謝から生まれる老廃物のクレアチニンですが、常に腎臓で濾過されて尿から排出されています。


しかし、腎臓機能が低下してくると尿として排出しきれず、血中に戻されていきます。その為、腎臓機能の指標とされています。


血液検査では、CrやCERなどと表記されています。男性の基準値が0.61~1.04mg/dl、女性が0.47~0.79mg/dl とされています。


クレアチンは筋肉量が多いと多く分泌される為、男性の方が女性より筋肉量が多い為に数値は高めとなります。


この数値が高くなると腎臓機能障害が疑われ、逆に低くなる筋ジストロフィーなどが疑われます。


クレアチンの数値が2を超えてくると、かなり腎臓機能が疲弊してきていると考えれていて、腎不全という病名が付いてきます。クレアチンの数値が3~4になると透析の話が出てきます。


ただクレアチンだけではなく、腎臓の濾過能力を調べるeGFRの数値や尿タンパクの数値などが判断基準となってきます。


日々是好日、素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野

 
 
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