体を守る防御システム③
- Sales Biota
- 6月4日
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更新日:6月5日
おはようございます。
体を守る防御システム
白血球から分化したリンパ球という免疫細胞がいます。リンパ球の中に免疫の司令塔であるT細胞という免疫細胞がいます。マクロファージや樹状細胞達が戦った病原体やウイルスなどの情報をT細胞に送ります。その情報をもとにして、さらに救援部隊のキラーT細胞を送ったりします。
そして、その情報をもとにB細胞に抗体という物質を作らせ、免疫細胞同士の情報共有をすることにより、次回入って来た異物に対し免疫細胞達の連携を迅速におこなえるようにします。これらを獲得免疫と呼びます。
またリンパ球には、これらの情報を共有せず、T細胞の指令を受けずに単独で癌細胞や細菌・ウイルスを攻撃できるNK細胞もいます。近年ではT細胞とNK細胞の両面を持ったNKT細胞の存在も分かってきています。そして、暴走した免疫を抑えるヘルパーT細胞が免疫の正常化に働いています。
日々是好日、素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一