2022年7月15日(金)の朝です。
おはようございます。
体の中のタンパク質の4分の1は、コラーゲンです。
全コラーゲンの40%は皮膚に存在し、骨や軟骨に20%、その他血管や内臓にも存在しています。
コラーゲンの合成にはビタミンCが欠かせず、ビタミンCが欠乏するとコラーゲンの合成ができず、組織の形成不良により出血がおこる壊血病になったりします。
肌の弾力やハリ、潤いを生み出しているのが、皮膚のコラーゲンが沢山集まってできたコラーゲン繊維が張り巡らせた真皮と言われる部分です。さらにエラスチンがコラーゲン繊維を繋ぎ止めて、ヒアルロン酸が水分を抱えることで、肌の潤いを保っています。
では、コラーゲンを食べればいいか、というとそうではありません。コラーゲンもタンパク質なので、口から食べても必ずアミノ酸に分解されます。必ずしもコラーゲンの合成に分解されたアミノ酸が使われるわけではないのです。コラーゲンの合成に使われる、ピロリンとリシンというアミノ酸が多く含まれた、アジや鮭、鶏卵などを食べた方が良いようです。
日々是好日、今日が素敵な一日でありますように。