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ストレスから守る為の仕組み

  • Sales Biota
  • 2021年12月7日
  • 読了時間: 1分

おはようございます。


農耕や牧畜が始まる前の人類は、狩猟採集生活をおくっていました。食料供給は安定せず、常に飢餓のストレスにさらされていました。その為に体は、脳のエネルギー源である糖を枯渇させないように、様々な仕組み備えていきました。


先ずは、糖を貯蔵する仕組みです。血液中のブドウ糖が余分にあった場合は、膵臓からインスリンの分泌量が増えて、肝臓や筋肉にグリコーゲンという形に変換されて蓄えられていきます。さらに余った余剰分は中性脂肪に変換して脂肪組織に蓄えられます。


そして、食料が不十分で糖の供給量が減ると、膵臓からグルカゴンというホルモンが分泌され、肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に変換して血液中に放出します。さらにアミノ酸や乳糖、脂質からもブドウ糖を作れるような仕組みがあります。それを糖新生と言います。


糖が低い状態が続くと脳は機能障害を起こし、酷い場合は昏睡状態に陥り死に至ることもあります。糖を下げる仕組みはインスリンのみで糖をあげる仕組みは多くあります。それは、飢餓のストレスから守る為の仕組みなのです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

 
 
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