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ナトリウムイオンチャネル

おはようございます。


食塩水に電極を入れると電球が光るという実験をしたことがあると思いますが、塩は電気を運ぶのです。この電気を通すという性質を利用して発達したのが脳です。実は脳を使って物を考える時には電気が不可欠なのです。


脳の中には張り巡らされた神経細胞があります。その神経に信号を伝えているのが、塩に含まれるナトリウムが発生させる電気なのです。ナトリウムは、普段は神経細胞の周りを漂っているそうです。そして神経細胞には、ナトリウムイオンチャネルがあり、そこが開くとナトリウムが、その通路を通ります、その時に電気が発生して信号を送っていきます。そのことが脳や神経活動の基盤となっているのです。人間は、塩によって神経細胞を発達させて、複雑な動きができるようになったようです。


ナトリウムイオンチャネルが発生させる電気信号が物を考えたり、心臓を動かす、筋肉を動かしたりしているのです。


フグの毒は、このナトリウムイオンチャネルを標的にして神経の活動を止めるので、死に至ることがあるようです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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