おはようございます。
マイクロRNA分子
2024年10月7日、ノーベル賞の生理学賞・医学賞ををマイクロRNA分子の発見で、アメリカのマサチューセッツ大学のビクター・アンブロス教授と、ハーバード大学のゲイリー・ラブカン教授の2名が受賞しました。
この発見で、生命体がどのように発達し、機能するかにおいて遺伝子制御の原理を明らかにする重要な証明となりました。
人の体の約37兆個の細胞の核内にはDNAが存在しタンパク質を作る設計図がおさめられています。DNAの情報はRNAに転写され、核外に出て行き細胞小器官のリボゾームでタンパク質が作られます。
そのタンパク質の量を調整したり、タイミングを制御している物質の一つがマイクロRANである事が証明されました。
このマイクロDNAの働きが異常になるとがんの発生に繋がったり、臓器や骨の形成に異常が起こることも明らかになりました。
日々是好日、素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一