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人体vsウィルス

おはようございます。


昨夜、NHKスペシャルで人体vsウィルスが放映され、山中先生、タモリさんのトークとNHKの映像技術で免疫のネットワークが描かれていました。たぶん、見られた方は免疫の連携の仕組みが良く分かったと思います。そしてコロナウィルスが巧妙に免疫ネットワークをすり抜ける仕組みも分かったと思います。


ただ、免疫の連携に欠けているものがあります。それが腸内細菌の世界です。人の細胞以外に100兆個もの単細胞生物(細菌)が腸内細菌叢を形成し、人と共生関係を持ち人と一つの生命体を構成しています。


腸内細菌が作る物質が腸から吸収され、免疫細胞を落ち着かせて暴走を抑えたり、活性化したりしています。更に腸絨毛の先端にあるリンパ節のパイエル板を腸内球菌が刺激して、免疫細胞の教育をしています。


そして、日本人特有の腸内細菌が海藻類を分解して、フコイダンを生成しサイトカインの過剰分泌を抑えます。更に海藻類の物質には抗RNAウィルス作用があります。


正に、腸内細菌も免疫ネットワークの一部を担っているのです。


今日を素敵な1日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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