おはようございます。
人格の最も基礎に関わる鍵が基底顆粒細胞なのです。
舌にある味覚細胞「味蕾」は、基底顆粒細胞の一つで、美味しい、美味しくない、好きな味だ等を感じてホルモンを分泌して脳や腸に伝達しています。皮膚にもあり、好きな人に触られると快く感じるホルモンを分泌し、嫌いな人に触られると不快なホルモンを分泌するなど、好き、嫌い、楽しい、嬉しいと言った人の感情に関係するホルモンを分泌するのがこの細胞なのです。
もちろん、腸にも基底顆粒細胞があり、人が生きていく上で欠かせない欲求である、食欲、性欲、睡眠欲に加え、名誉欲、財産欲等を引き起こすホルモンを分泌しています。
ただ、この欲求が湧いてくるのは、空腹状態の時であり、満服状態ではギラギラした欲求が出てこず、生きて行く欲求も出てこなくなるようです。
人の基底顆粒細胞は3歳迄に完成し、この期間にどんな環境で育つかで、人格の最も基礎となる部分が出来上がるのです。それと同時に腸内細菌叢も完成していきます。
脳では無く、腸内環境、周りの人、生活環境によって人格は作られていくのです。
今日を素敵な1日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一