おはようございます。
千葉大学大学院薬学研究院予防薬学研究室の研究で、体の中にごくわずかしか存在しないミネラルのセレンが、腸内細菌叢の働きにより効率良く体に吸収される仕組みが発表されました。
セレンは、人間が生きて行く上で欠かせないミネラルです。不足すると髪の毛が抜けたり、爪が変形したり、重度の場合は死に至ることもあります。通常は、肉や魚や野菜などから摂取されています。
しかし、肉や魚や野菜が嫌いで食べない人がセレン不足になるかと言うと、そうではありません。
腸内細菌が、アミノ酸や塩や糖等にも含まれる極微量のセレンを栄養源に変え、更に腸内細菌が体内に貯蔵し、効果的に人がミネラル不足にならないように、摂取ができるようにサポートしているのです。
栄養の働きをみて、栄養補給する栄養学に加えて、口から入れたものから、どのような働きで栄養が作られて、更に吸収されて体内で働き、余分なものが排泄されるかを知ることが大事です。そこに腸内細菌の働きがあることを知ることが大事です。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一