top of page

免疫グロブリン

2022年7月19日(火)の朝です。

おはようございます。


細菌やウイルスなどの異物が体内に入ってきた時、排除しようとして働く抗体の機能を持つタンパク質が免疫グロブリンです。


血液やリンパ液の中に存在し、全身を巡り細菌やウイルスなどの病原体の働きを抑える大きな役割を担っています。免疫グロブリンは、ヘルパーT細胞の指令を受けB細胞によって作られます。


免疫グロブリンの働きには、細菌が作る毒素やウイルスが細胞に結合しないように先回りして、代わりに結合してしまう中和作用。


マクロファージや樹状細胞に感染した細胞を見つけやすいように目標を付けるオプソニン効果。


細菌やウイルスに免疫グロブリンが結合して抗体やマクロファージなどを補助し、物質を活性化させて細菌やウイルスごと破壊する補体依存性細胞障害活動。


マクロファージや樹状細胞が貪食できないくらい大きくなり、感染した細胞に免疫グロブリンが結合して細胞ごと破壊してしまう抗体依存性細胞障害活性などがあります。


日々是好日、今日が素敵な一日でありますように。

閲覧数:42回

遺伝子④

bottom of page