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免疫機構の狂い

おはようございます。


免疫機構の狂いは、多くの病気の原因になります。免疫細胞の力が低下すると、がんや感染症などの疾患を起こしたり、免疫が異常を起こしてアトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症などの疾患を引き起こし、さらに免疫細胞が暴走して自己の細胞までを攻撃してしまうと膠原病、関節リューマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎など自己免疫疾患を引き起こしたりします。


近年増えている病気に非結核性抗酸菌症(MAC病)があります。この病気を引き起こす病原菌は、主に水回りやぬめりの多い場所に存在しています。水回りの作業をしたり、下水道の掃除や川辺の掃除、温泉などで感染したりします。免疫細胞が強い方は増殖を抑えられますが、低い方は細菌が増殖し慢性の呼吸器感染症を引き起こしてしまいます。症状としては、咳より痰、血痰が出たり体重が減少したり倦怠感がが現れたりします。結核菌のように急速に増殖して体を蝕んでいくことはありませんが、ゆっくりと増殖する為慢性化して症状が長く続くのが特徴です。そのため、治療も数年かかることが多いようです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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