2022年6月22日(水)の朝です。
おはようございます。
医学の父とも呼ばれている古代ギリシャのヒポクラテスは、「全ての病気は、腸から始まる」と言いました。
ヒポクラテスが言ったことがようやく近代医学でも、解明され初めています。
人の体の各臓器は、それぞれ連携をとりながら脳の指令を受けることなく独自の判断で動いています。その中でも腸は別格で独立した判断で体全体を見渡す司令塔の役割をしています。
何故なら生命の始まりが原始腸管と言われる腸から始まるからです。
まず腸が作られて消化管が形成されていきます。そして各部位の働きが臓器になり、最後に先端の神経の集まりが脳になっていったのです。
いわゆる全ての臓器の原点が腸なのです。そして、その腸は100兆個もの微生物を棲まわせて、生命維持の手助けをしてもらっているのです。その微生物を腸内細菌と呼んでいます。
これら腸と腸内細菌の役割と働きを数回に分けて話をしていきます。
日々是好日、今日が素敵な一日でありますように。