おはようございます。
これがないと死ぬという、生命維持に不可欠な物質のベスト3が、酸素(O)・水(H2O)・塩(NaCl)です。その中の塩について考えてみましょう。
生命は海から生まれたと言われていますが、海の塩分濃度は約3.5%です。そして、人や動物の体液の塩分濃度は常に0.9%に保たれています。何故0.9%なのかという理由は、まだ解明されていないようです。
私たちはその塩が無ければ生きていけません。食生活においても塩が無ければ味が引き締まりませんね。しかし、塩はカロリー0です。エネルギーにはなりません。
では何故、生きていくのに塩が必要なのか。血液の塩分濃度は0.9%です。
その濃度で赤血球が働きやすくなります。血液の塩分濃度を下げていくと赤血球はまん丸い型になっていきます。そして変形できなくなり細い血管を通れなくなり、全身の細胞に酸素を運び二酸化炭素を回収して回れなくなります。
つまり、体液が0.9%の塩分濃度だからこそ細胞の形や機能は維持されているのです。この濃度は厳密に調整されています。続きは明日。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一