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多剤投与と副作用

おはようございます。


厚生労働省が、薬を6種類以上出すのは危険と発表していますが、現実には多剤投与がされています。


東京大学大学院教授の秋下雅弘先生の研究では、6種類以上になると薬物有害作用「副作用」の発現が急増することが分かっています。


東大病院老年病科の入院患者2412名を対象に行われた研究で、飲む薬が1〜3種類の場合は副作用の発生頻度が約7%、4〜5種類で約9%、6〜7種類で約13%となっています。


更に都内診療所通院患者165名の転倒発生頻度を調べたところ、薬が4種類以下だった場合は20%以下だったのに対して、5種類以上になると40%と倍増しています。


日本では良く飲まれているが、外国では飲まない薬。


ロキソニン「解熱鎮痛剤」、ジスロマック「抗生物質」、オルメテック・ミカルディス「降圧剤」、タミフル「抗ウィルス薬」、コデインリン酸塩「咳止め」、TS1「抗がん剤」などがあります。


腸内細菌には、薬の副作用を軽減する働きがありますが、薬に頼らないことが大事です。


今の症状も薬の副作用かもしれません。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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