おはようございます。
うつ病は、日照時間と相関関係があるようです。冬場に日照時間が少ない雪国や白夜のあるヨーロッパでは、うつ病が世界的に見ても比較的多いようです。日本では冬季うつと言って、日照時間の短い冬にうつ症状の患者が増加するようです。この症状を季節性感情障害(SAD)と呼んでいます。ストレスや心理的原因がなく発症するのが特徴のようです。
SADは、要因としては日照時間の短さからくるビタミンD合成不足があるようです。ビタミンDは、腸内でのカルシウムの吸収を促進し骨や歯の形成に関わるビタミンとして有名ですが、近年の研究ではセロトニンの合成にも、ビタミンDが関与していることが分かってきました。
新型コロナ感染症での予防で、在宅が多くなり日照時間も短くなりがちです。外に出て日光を浴びながらウオーキングをしたり、部屋の中でもカーテンを開けて日光が差し込むようにしていきましょう。そして、腸内環境をしっかり整えることも大事です。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一