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手足口病やヘルパンギーナ

おはようございます。


新型コロナウィルスの蔓延で、他のウイルスによる感染症が減っており、異変が起こっています。本来は夏場に感染が多く見られる手足口病やヘルパンギーナが、この秋から冬に向かって流行しているそうです。


手足口病は、コックサッキーやエンテロウイルスによって感染する急性ウイルス感染症です。4歳くらいのまでの幼児を中心に夏場に流行が見られて、症状は、口腔粘膜や手足に水泡状の発疹が現れます。予後は比較的良い疾患ですが、稀に急性髄膜炎が見られます。さらに酷い場合は、急性脳炎を起こすこともあります。


ヘルパンギーナも夏場に小児を中心に流行る感染症で、コックサッキーやエコーウイルスの感染によって引き起こされます。症状は、発熱を伴い喉の痛みがあったり、口腔粘膜に水ぶくれなどが現れます。唾液などの刺激で水泡が破れると強い痛みを伴います。すると食べることに支障をきたしたりします。重症化すると脳膜炎や心筋炎の恐れもあります。


これらの感染症は、幼児や小児以外でも発症することがあり、大人でも発症することがあります。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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