おはようございます。
新型コロナウイルス感染症が及ぼしたもの。
2022年1月13日の東京商工リサーチの発表で、2021年の負債額1,000万円以上の倒産件数が6,030件だったそうです。なんと57年ぶりの少なさだったようです。
この要因は、コロナ禍を受けた政府の支援策があり、企業がお金を借りやすい環境が続き、支援金などが支払われたことにより持ち堪えている企業・個人経営者が多数いる為です。負債総額も前年比5.68%減り1兆1,507億円で、1968年以来の低水準だったようです。
業態別で見ると、巣ごもり需要の追い風で小売業や卸売業などは倒産件数は少なかったようですが、首都圏などで長期間に渡りお酒の提供を制限された居酒屋や飲食業、宿泊業の倒産件数は多かったようです。さらに唯一前年より倒産件数が増えた産業は、移動制限の影響を受けた運輸業だったようです。
この先、頼りの支援策は次々と期限を迎え、コロナ関連の融資の総額は民間金融機関も含め60兆円にも上っているようです。
コロナ終息後を見据えて、物事を見ていくことが大事ですね。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一