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最大の免疫器官

  • 2021年3月11日
  • 読了時間: 1分

おはようございます。


腸は、最大の免疫器官である腸管免疫を構成しています。


白血球の一つである、細菌やウィルスを攻撃する免疫機能を持つリンパ球や、細菌やウィルスに取り付いて侵入を防ぐ働きを持つ抗体の3分の2は腸管で作られているのです。


それでは、なぜ腸管に多くの免疫が集まり腸管免疫を構成しているのでしょうか?


それは、有害な物は腸の粘膜から侵入されることが多いからです。口から入ってきた物の中には、細菌やウィルスなどが数多く含まれています。栄養を吸収する時にそれら細菌やウィルスなどの有害な物を排除しなければいけません。これらの有害な物を素早く察知し、攻撃して、排除する為に腸管に多くの免疫が配備されているのです。


そして、腸の粘膜やヒダに集まってできたリンパ組織がパイエル板です。このパイエル板や腸管上皮間免疫などの免疫組織が、入ってきた病原菌などを攻撃して撃退しています。


このパイエル板などの腸管免疫系を刺激して、免疫力を高めてくれるのが腸内細菌の善玉菌達なのです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

 
 
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