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歯周病が体に及ぼす影響①

おはようございます。


歯周病が体に及ぼす影響。


「肥満」


肥満は食べ過ぎと思われていますが、あまり食べないのに太るという方がいます。


なぜかというと、歯周病菌のうちグラム陽性菌に分類される菌は、エンドトキシンであるリボ多糖(LPS)と言う内毒素を作り出します。


その毒素が肝臓に影響し、脂質代謝異常や耐糖能異常を引き起こし、肝臓や脂肪組織に脂肪を沈着させます。その結果、脂肪が体に蓄積されて、肥満体質にしやすくします。


「糖尿病」


歯周病は、糖尿病の6番目の合併症とも言われています。口腔内で増殖した歯周病菌が血液中に侵入すると、免疫細胞が活性化してサイトカインが大量に生産されます。そのサイトカインがインスリンの働きを弱めて血糖コントロールを悪化させる為、糖尿病の病態を悪化させます。


まだまだ色々な疾病に影響を及ぼしているのは明日以降続けて掲載しますが、口腔内の環境を整え歯周病菌の増殖を抑えることの大切さが分かりますね。


今日を素敵な1日にして下さい

代表取締役 大竹野有一

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