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歯周病が体に及ぼす影響②

おはようございます。


歯周病が体に及ぼす影響


「虚血性心疾患」


組織内に侵入した歯周病菌によってマクロファージの産生が促進され、血管壁内で定比重リボタンパク質(LDL)を貪食し、脂肪を大量に含んだ泡沫細胞になり、血管壁に細胞外脂肪を形成して血流が制限され細胞への酸素と栄養が十分行かなくなります。


「心内膜炎」


歯周病菌が増殖して血液中に侵入すると心臓に運ばれ、心臓の内側に付着することで心内膜炎が起こります。


「認知症」


歯周病等で噛む力が低下すると、アセチルコリン(神経伝達物質)の分泌が悪くなります。このアセチルコリンの障害がアルツハイマー型の認知症の原因の一つと言われています。


「感染症」


歯周病菌は、病原性細菌の感染を容易にする酵素と、粘膜上皮を損傷させて菌が付着しやすくする酵素を産生して歯周病菌がより増殖しやすい環境を作ります。その環境はウィルスなども感染しやすい環境になる為、インフルエンザやコロナなどの感染率も増えることになります。


腸内善玉菌は、歯周病菌の増殖を抑える物質MTAを作ります。


今日を素敵な1日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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