おはようございます。
癌とは何か?
がんをコントロールする第3のキーマンであり、そして未来のがん治療の鍵となるのが免疫細胞なのです。
免疫細胞は、体全体で2兆個を超える数があり、その免疫細胞の本拠地が腸なのです。食べ物と一緒に入ってくる細菌やウィルスの攻撃に備える為に腸絨毛全体に存在しています。その免疫細胞は、腸だけに留まらず血液の流れに乗って全身をパトロールしています。そして体内でうろつく異物に備えています。その中でもがんに対して高い攻撃力を持つのがT細胞です。しかし、がんも巧みでその攻撃を掻い潜る能力も持っています。本来免疫細胞は、体にとって異物を攻撃するもので、自分の細胞や腸内細菌など味方と判断したものは攻撃しないように制御しています。そのシステムをがんも利用しているのです。
がんの巧みな能力を阻害する薬も開発されており、更に免疫療法の分野でも、がんへの直接的な攻撃という戦略から、細胞自身の持つ力でがんを抑え込むというよな研究が進んでいるようです。
がんを治すのも自分の体なのです。それを高めるのがビオータです。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一