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癌とは何か⑤

おはようございます。


【癌とは何か】


癌は、出来る場所や種類によって発見しやすい癌や、進行のスピードも違います。


5年生存率でいえば、甲状腺癌、前立腺腺癌は進行が遅く、治りやすい癌です。そして、喉頭癌、大腸癌、胃癌、乳癌は予後が良く、次に少し厄介なのが、肺癌、卵巣癌、食道癌のようです。更に厄介な癌で肝臓癌、胆嚢癌、胆管癌、膵臓癌は、お腹の奥にあり見つけにくく、症状が出てから分かることが多く、5年生存率が低いようです。


過剰診断の危険もあります。アメリカのデータによると、交通事故で亡くなった方を調べた結果、前立腺癌細胞は60才代の46%にあり、甲状腺癌細胞に関しては100%にあったそうです。このことから、ある年齢以上になると、かなりの確率で微小癌があってもおかしくないということです。


韓国では、がん検診ブームが起きて、甲状腺癌の診断が20年間で15倍にも増えたそうです。ところが、死亡率は全く向上していないようです。甲状腺癌は、非常に稀な場合を省いて、進行が大変遅く、癌を抱えていても命に別状がないことが多いようです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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