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癌治療最前線

  • Sales Biota
  • 2024年8月28日
  • 読了時間: 1分

おはようございます。


癌治療最前線


現在、癌治療の現場で特に大腸癌や胃癌に対し、免疫療法が広くおこなわれているようです。


その手段として個々が持っている免疫の力を回復させる薬が広く使われているそうです。ただ、効果が得られない人がいることが課題になっています。


その課題に対し、海外の研究で薬の効果が低い人は腸内細菌のバランスが崩れているという研究結果があります。


国立がん研究センターと順天堂大学の共同グループが薬の効果を高める為に、まず癌患者の腸内の環境を改善することに注目し、健康な人の腸内細菌を癌患者に移植する糞便移植の臨床実験を始めました。


糞便移植は、潰瘍性大腸炎やクローン病などの自己免疫疾患の治療で始まった療法です。


腸には約70%の免疫細胞が集まっており、腸絨毛の谷間にあるパイエル板を通して腸内細菌達が免疫細胞を鍛えたり、免疫細胞の暴走を抑えたりして免疫細胞を動かしています。免疫力の要は腸なのです。そこに医療も着目し始めたのだと思います。


日々是好日、素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

 
 
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