おはようございます。
目に見えない力
ウイルスの遺伝子を運ぶ力と細胞内で増殖する力を利用して、ウイルス治療の研究が進んでいますが、実は100年以上も前から白血病の患者さんがインフルエンザに感染すると、がん細胞が小さくなり症状が改善されたという事例もあったようです。そこで、がんの治療に色々なウイルスが使われてきたようですが、ウイルスに感染してしまい患者さんが苦しむという状態に陥ることが課題だったようです。
近年、遺伝子工学の技術の進歩により、ウイルスの遺伝子を操作して正常細胞では増殖せずがん細胞でのみ増殖できるウイルスが開発されたようです。新型コロナウイルス感染症のワクチンも、このウイルスの遺伝子を運ぶ力を利用して作られています。
この技術が、子供の難病治療にも応用されて効果を出しているようです。さらに多くの難病に対しても治験が始まっているようです。次回は、そのことについて触れていきたいと思います。
日々是好日、今日が素敵な一日でありますように。
代表取締役 大竹野
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