おはようございます。
人の体には、約37兆2000億個の細胞がありますが、その一つ一つに癌化のリスクがあります。細胞は分裂をすればするほどダメージが溜まっていきます。するとコピーミスをおこしやすくなり、細胞が癌化しやすくなるのです。
昨日書いたようにテロメアは、細胞の分裂に伴い短くなっていきます。テロメアは、細胞が癌化する前に、細胞の分裂をやめさせる役割を担っていたのです。細胞が癌化する前に分裂を止める仕組みなのです。
テロメアが短くなるスピードは、同じ歳の人でも見た目に差があるように、個人差があるようです。そのポイントは、生活習慣の差だと言われています。例えば、紫外線や飲酒によるDNAへのダメージ。さらに極度なストレスがテロメアを短くする要因になります。そして、喫煙もテロメアを短くする速度を早める要因だそうです。
遺伝子には備わった役割があり、その機能が衰えたからといって、むやみに修復しようとすると細胞の癌化のリスクが生まれたりするのです。
腸内環境を整え、生活習慣を整えることが健康で長生きの秘訣なのです。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一