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老化の化学③

2022年6月10日(金)の朝です。

おはようございます。


老化の化学


老いを自然なプロセスとして捉えて健康を考えていこうという研究と、老いを治療の対象にして考えて病気と捉えて治療しようという考えで研究の流れがあるようです。


2001年から、平均寿命は伸びていますが、健康寿命は殆ど伸びていないようです。医療が発達して色々な薬が開発されているにも関わらず健康寿命は伸びていないのが現実です。そこで視点を変えてみれば、病気のかなりの数が老化を危険因子として起こってくる。だから老化を治療することで健康寿命を伸ばしていこうという研究が進んでいるようです。


今から10年前にアメリカのワシントン大学で今井眞一郎先生の研究チームが、老化を遅らせる酵素であるサーチュインを発見しました。そのサーチュインとは、遺伝子によって作られる酵素ですが、年齢を重ねるとこの酵素の働きは弱まってしまうそうです。


来週の月曜日から、サーチュインの研究を通して老化の化学を深く掘り下げていきます。


日々是好日、今日が素敵な一日でありますように👍

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