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脂肪の働き②

おはようございます。


脂肪の働き


皮下脂肪と内臓脂肪の違いは、皮下脂肪は健康にあまり害を及ぼさない代わりに、エネルギーに転換しづらい脂肪で、長期的にエネルギーを蓄える場所になっていることに対して、内臓脂肪は大量につくと害を及ぼすが、素早くエネルギーに転換されて使われる脂肪であり、短期的な貯蔵に利用されているという点です。


脂肪を減らしてダイエットをする人がいますが、制限しすぎることは問題です。脂肪というのはエネルギーを蓄えるだけでなく、健康を維持する為の重要な働きを果たしています。研究機関で日本人男性の死亡率とBMI値の関係に関する疫学調査がおこなわれました。やはり平均的なBMI値の方が長生きで、太ってくると死亡率は上がってきます。しかし痩せすぎの人も死亡率が上がってくるそうです。


アフリカから始まった人類は、全世界に広がっていきました。どんな過酷な環境でも脂肪を溜め込むことで食料が無くても、脂肪をエネルギーに変えて生き延びたのです。その進化の過程で遺伝子の中に人類は、脂肪を溜め込みやすい情報が組み込まれたようです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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遺伝子④

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