おはようございます。
脂質とは?
脂質は、エネルギー源になり、体内で合成できない必須脂肪酸の供給源です。
脂質は、炭素、水素、酸素の3つの元素で作られています。水に溶けない性質があり、エネルギー源となる脂肪酸や脂肪と細胞膜や神経組織の成分として欠かせないリン脂質、コレステロール類などがあります。
脂質には、動物の脂、魚の脂、植物の油があり、理想の摂取バランスは動物4、魚1、植物5です。動物の脂は常温で固形状になる飽和脂肪酸が多く、魚の脂と植物の油は液状の不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
牛や豚の脂肪分やバターなどの動物性の脂肪には、悪玉コレステロールを上昇させるパルチミン酸、アラキジン酸などの飽和脂肪酸が多く含まれていて、悪玉コレステロールを低下させる為には、植物油に含まれるリノール酸やオレイン酸、また青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの不飽和脂肪酸をバランス良く摂ることです。
腸内細菌は、これら脂質の代謝に大きく関わっています。
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代表取締役 大竹野有一