おはようございます。
腸が脳を作った親なのです。
腸は、消化、吸収、排泄の作業を一斉脳の指令を受けることなく、腸自身が考えておこなっています。
池などに生息する生物でヒドラがいます。この生き物は、体の7割が腸です。脳はありません。しかし、ミジンコなどを捕食して生きています。他にも腸だけの生き物はいますが、脳だけの生き物はいませんね。
私達の祖先は、腸だけの生き物でした、やがて進化の過程で、腸から脳が作られてより多くの作業ができるようになり多様性を持つようになっていったのです。例えば幸せホルモンと言われるセレトニンは、腸で使われていた物です。それを脳も使うようになっていったようです。そして、腸と脳が連携をとっていったのです。
口から食べた物は、腸が必要だと感じればゆっくりと消化していき、人に必要な栄養へと変えて吸収していきます。必要ないと感じれば、早く出そうとします。
腸は、全ての臓器の原点でもあり、進化の一旦を担い、生物多様性を生み出してきたのです。
腸内細菌が棲みついているのも腸の判断なのかもしれませんね。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一