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腸内細菌と甲状腺ホルモン

おはようございます。


微量で働く成分のホルモンは、人の体の中で恒常性維持調節機能(ホメオスタシス)の働きをしています。視床下部・脳下垂体から分泌されるホルモンは、体内時計を調整したり、各臓器にホルモンの分泌の指令をします。


甲状腺から分泌されるホルモンは、血中の酸素の量を調節して新陳代謝を調節しています。このホルモンに異常を起こし、ホルモンの分泌量が増えると血中の酸素の量が多くなり新陳代謝が激しくなります。運動をしていなくても汗をかいたりします。

車で言うとアクセルを踏みこんで、からぶきでエンジンをふかしっぱなしの状態です。これが、甲状腺機能亢進症のバセドウ病です。逆にホルモンの分泌が悪くなると血液の酸素量が減り新陳代謝が悪くなり、なかなか体が動かないなどの状態になります。車で言うとアクセルを踏んでいるのにエンジンがなかなかふかない状態です。これが甲状腺機能低下症の橋本病です。


腸内細菌には、甲状腺ホルモンを正常化させる働きもあります。腸内環境を整えることは、体全体の環境を整えることにも繋がるのです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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