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腸内細菌の働き②

おはようございます。


腸内細菌の働き


分解・排泄・吸収阻害ー腸内細菌はニトロソアミンなど発癌物質を分解して無害化したリり、余分な塩分を体内に取り込み排泄したり、余分な糖分は多糖類に変換し吸収阻害したり、水銀、カドミュウム等の重金属ですら排泄したり、毒性を弱めて宿主である人への負担を減らしています。


腸内PHの調整ー腸内細菌が産生される酸によって腸内PH(酸性・アルカリ性の度合)が調整され、病原菌の増殖を防いだり、また腸の蠕動運動が活性化され、消化、吸収、排泄を促進し、免疫の活動を活性化します。


各臓器への影響ー腸内細菌が全くいない無菌動物は、免疫機構に関わる脾臓、胸腺、骨髄などの組織が通常の動物に比ベ不活性であることが実験で分かっています。このことは、例え周囲の環境が変わっても、体内の各臓器・器官の働きを一定に保つ能力を腸内細菌が維持していることが分かります。


人の遺伝子への関与ー人の遺伝子は、2万2000個、それに対し腸内細菌の持つ遺伝子は330万個、人の生命を維持する為に足らない部分を腸内細菌の遺伝子で補足しています。


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代表取締役 大竹野有一

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遺伝子④

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