おはようございます。
ビオータ社の顧問として皆様と関わって頂いている元北陸大学学長で薬学博士の越浦良三先生は、石川県金沢市在住で98歳になられます。
先生の101株との関わりは、腸内細菌の存在の意義を見つけたいという思いが研究の動機だったそうです。先生はおっしゃっています。
「新しい時代へ向けて扉が開かれようとしています。それを開くのは、目に見えない小さな生物達によってです。地上には目に見えない小さな生物(細菌)がいたる所に生息しています。細菌が生息する所は非常に多様であり、通常の生物では生息できないような過酷な条件でも生きていくことができます。人間の消化管の中にも膨大な量の細菌が生息しています。この腸内細菌が、今、人間の健康に深く関わり、その維持に働く存在であるとして大きな注目を集めているのです。」
腸内細菌の発見は300年程前です。その当時はまだ、腸内細菌の存在意義を考える思考も科学的技術も生まれてなかったようです。この100年の間に腸内細菌の研究は、細菌分類学を中心に発展してきたようです。しかし、なぜ人間の消化管に腸内細菌が存在しているのかという素朴な疑問に答えるようなことはなかったようです。
日々是好日、4月20日を素敵な一日にして下さい。