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腸内細菌達は何を食べているか?

おはようございます。


腸内細菌達は何を食べているか?


まずは、人が口から入れた食べ物です。その中に含まれる糖分の30〜50g、タンパク質が15gは腸内細菌が餌にしています。そして、すでに体内にある物として消化酵素粘液などの分泌液、腸の膜が剥がれ落ちた垢のような物、食物繊維、死滅した腸内細菌の内外皮、酢酸、酪酸、腸内細菌が作り出す炭酸脂肪酸なども餌にして腸内細菌叢を維持しています。


さらに良い菌を増やす食品としては、消化吸収の遅いオリゴ糖は、大腸まで届き、大腸に多く棲息しているビフィズス菌の餌になります。


そして、やはり食物繊維です。植物繊維の定義は、人間の消化酵素では消化しきれない食品中の難消化成分です。これらは、小腸では吸収されずに大腸まで届き排泄されていきます。腸内細菌達が食物繊維を分解し餌にしています。その時に作り出される成分が、人のエネルギー源にもなっています。


1947年当時の日本人の食物繊維の摂取量は1日平均27gでしたが、現代人は、その半分です。和食を見直してみると植物繊維の摂取量も増えます。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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