おはようございます。
自然治癒力
本日は膵臓から分泌されるホルモンの話です。人の体は、ブドウ糖から多くのエネルギーを得ています。血管を通してブドウ糖と酸素が細胞に送られ、細胞内の小器官であるミトコンドリアでアデノシン3リン酸(ATP)が作られます。
ATPは、細胞にとって生命を維持する為に必要不可欠なエネルギー源なのです。このATPの材料であるブドウ糖の血中の量を調整しているのが、膵臓で分泌されるホルモンです。皆さんが良く耳にするのがインスリンですね。
インスリンは、膵臓の内部にまるで島のように散在するランゲルハンス島という組織のβ細胞から分泌されるホルモンです。生体内で唯一血糖値を下げるものです。
それに対してランゲルハンス島のα細胞から分泌されるグルカゴンというホルモンは血中の糖を上げる働きがあります。
他にも糖をあげるホルモンは、副腎髄質や副腎脂質や下垂体などからも分泌されています。腸内細菌が作るビタミンのビオチンが糖を下げる働きもしてくれます。
日々是好日、素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野