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色々な顔を持つ大腸菌

おはようございます。


大腸菌は、色々な顔を持っています。病原性の大腸菌には、O -157やO-138(コレラ)などがあり、また、近いものには赤痢菌もあります。これらは、悪玉の顔を持った大腸菌達です。

しかし、その多くは日和見菌として存在し、時には善玉の顔を見せてくれます。


大腸菌の遺伝子がインシュリンの産生に関わっていたり、成長ホルモンの産生にも関わっているようです。


インスリンや成長ホルモンは、通常は体内で生産されます。その時に遺伝子に組み込まれた情報を読み取って作りますが、このメカニズムが狂い生産できなくなると病気が発症したりします。バイオテクノロジーの発達で、大腸菌の遺伝子にインスリンや発育ホルモンを作る遺伝子情報を組み込み、大腸菌によって作られたものが医学の世界で人に使われているようです。


微生物達は、人が生きていく中で大きな役割を持っていて、色々な生態応答物質の生産に関わっているのです。


上手く微生物達と共生していく事が大事なのです。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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