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薬には、なぜ用法用量があるのでしょうか?


おはようございます。


薬には、なぜ用法用量があるのでしょうか?


薬は、殆どが口から入って、9割以上は小腸から吸収されます。

そして門脈を通って肝臓へと運ばれ、薬物代謝酵素によって解毒され、薬効が弱められて心臓に運ばれます。そしてポンプの力で全身に運ばれます。このことを「分布」と言います。


そして薬効成分で血中濃度が上がり幹部に効いていきます。そして腎臓に運ばれ体外に排出されます。


全身に回るので、患部以外に効くのが副作用になります。


その過程を計算して、薬は作られています。だから用法用量があるのです。


あくまでも一つの薬での話しで、複数の薬を服用すれば、肝臓での解毒、腎臓での排泄が間に合わなくなります。すると肝臓、腎臓に負担がかかり機能が落ちてくると、薬効成分の血中濃度が濃くなってきます。すると患部に効き過ぎたり、患部以外に効く副作用も大きくなります。


薬が効くまでの過程を知れば、複数の薬を同時に服用してはいけないかが分かります。


腸内細菌は、薬の副作用を抑えたり、肝臓、腎臓の機能の改善をします。


今日を素敵な1日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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