過酸化脂質
- 2019年12月22日
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おはようございます。
過酸化脂質は、リノール酸やリノレイン酸などの不飽和脂肪酸に酸素が過剰に結合したものです。
例えば、紫外線を浴びることにより皮膚にシミなどできる現象が脂質の過酸化です。また、活性酸素によって細胞膜が酸化されることによって過酸化脂質に変化します。
過酸化脂質は反応が強く、生体内の組織に対して様々な障害を引き起こす物質です。
しかし、生体内には過酸化脂質の害を防ぐ為のシステムとして、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)などの酵素が存在します。
又、近年では活性酸素除去の目的でSOD様食品があり、又水素水などがブームになっています。
生体に非常に危険な作用を持った過酸化脂質を生体が吸収する前に消化管内で減少させてしまう腸内細菌の役割は、非常に大きなものと言えますね。
今日を素敵な1日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一