top of page

遺伝子の話③

おはようございます。


遺伝子の話


背の高さは80%が遺伝、残りの20%が環境によって決まるそうです。


身長に関わる遺伝子は、骨格成長に関して必要な軟骨成分であるコンドロイチンの分泌を促すなど、骨細胞の成長領域などに関わっているようです。では、どうすれば身長を高くする遺伝子にスイッチを入れられるのか? 

それは、栄養や運動などの環境因子で決まるようです。日本人でも背の高い人がでてきたのも、この環境因子の影響ですね。


理科学研究所が、日本人約19万人を対象にゲノム解析をおこなった結果、日本人の身長に関する遺伝子では、高身長を生み出す変異の頻度が低くかったそうです。昔の日本では、低身長の方が生存に有利な環境だったため、遺伝的に背の低い集団が生き残っていったようです。この遺伝子は、肥満やコレステロール・中性脂肪にも影響があるそうなので、昔の日本の食料事情が身長に関係しているようです。


今後の遺伝子の研究で、身長を伸ばす為の意外な方法が発見されるかも知れません。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

閲覧数:13回

遺伝子

股関節②

bottom of page