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免疫細胞

おはようございます。


人の体を常に守っている免疫細胞は、役割ごとに色々な形があり、それぞれが相互作用しながら働いています。しかし、ストレスや生活の乱れがこの働きを弱めてしまいます。


ストレスや生活の乱れは、体の状態を常に一定に保とうとする恒常性維持調節機能(ホメオスタシス)に乱れを生じさせます。この機能を管理しているのが自律神経です。


自律神経には、緊張したり、興奮状態の時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経があります。


ストレスを受け続けて、常に交感神経が優位な状態になると、血管が収縮し血流が悪くなり血圧が上昇したり、代謝が悪くなり体温が下がってしまったりします。すると、免疫細胞は血管の収縮により活動が十分にできなくなり、体温が下がることにより活動が鈍ります。特にT細胞、B細胞、NK細胞などリンパ球のグループの活動が悪くなります。


腸内細菌は、精神安定物質のセルレインを作ったり、神経伝達物質のセロトニンやドーパミンの生産を促し、自律神経に働きかけ、ストレスなどの影響を軽減しようとしてくれます。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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