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免疫細胞

おはようございます。


免疫細胞は、入ってきた細菌やウィルスや異物など人体にとって有害な物を攻撃し排除しています。その免疫細胞を鍛える道場が腸なのです。さらに腸は免疫細胞を鍛えるだけでなく、異常を起こした免疫細胞を元に戻す働きもあるのです。


免疫細胞は、攻撃と抑制のバランスが大事なのです。抑制が効かなくなると、免疫細胞は暴走し、本来は敵ではない物まで攻撃してしまったり、さらに自分の細胞まで攻撃してしまいます。これらの作用によってアトピー性皮膚炎・気管支喘息・花粉症などアレルギー疾患、そして、膠原病・関節リウマチ・多発性硬化症など難病が引き起こされます。


これらの病気が、腸内の環境の乱れから起こってきていることが分かってきています。難病指定を受けている患者さんに共通するのが、腸内細菌の一種であるクロストリジューム菌の数が大変減っていることだそうです。


クロストリジューム菌が出す物質を受け取ったT細胞は、Tレグ細胞へと形を変えて暴走した免疫細胞に暴走を止めるように指示を出していきます。


腸内環境を整えることが重要です。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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遺伝子④

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