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大腸の話②

おはようございます。


昨日に引き続き、大腸の話しです。


大腸の入り口にある盲腸に5〜10cmの突起物があります。その部分を虫垂と言います。そこに何かの要因で炎症が起こると虫垂炎と言う病気ですね。


その虫垂は長年、不要な組織であると考えれてきました。ところが、大阪大学の研究で、虫垂にあるリンパ組織が、粘膜免疫で重要な役割を果たすIgAの産生に重要な場であることが分かりました。


IgAは免疫グロブリン(抗体)の一種で、体内へ侵入した細菌などの運動性を弱める働きがあります。


また、虫垂は腸内細菌叢の制御にも関与していることが分かってきました。そして、IgAは腸内細菌叢の維持に重要な抗体です。そのことからも虫垂は、腸内細菌叢のバランス異常によって起こる潰瘍性大腸炎やクローン病の制御にも関わる重要な組織なのです。


人の体は、進化の過程でいらないものは排除してきました。今、人の体に備わっているものには全て意味があるのです。全ての組織、そして共生する微生物達。それらの持つ機能を高めることが、健康を維持することに繋がるのです。


今日を素敵な1日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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