おはようございます。
人体にとって不可欠な水。体内の水は年齢と共に減っていきます。新生児の時は約80%を占めていたのが、成人になると約60%になり、高齢になると約50%まで減ってきます。細胞外液である血液の水が減ることはありませんが、細胞の中にある細胞内液が徐々に減ってきます。
この原因は、年齢と共に水を多く蓄えておける筋肉の細胞が減少し、水を蓄えにくい脂肪細胞が増えてくるからのようです。筋肉細胞の水分量が約80%なのに対し、脂肪細胞の水分量は約20%しかありません。潤いのある美しい体を維持する為には、日々の運動を欠かさず、脂肪細胞を増やすことがないように、そして筋肉細胞に負荷や刺激を与えて衰えないようにすることが大事なのです。
胎児の命を繋ぐ羊水、これも水です。子宮の中には、母体の血液成分の血漿が染み出し羊水となり胎児を母体の衝撃から守っています。その中では自由に手足を伸ばせて筋肉や骨格の発達を促進しています。さらに羊水を肺に取り込み呼吸運動を練習したりしています。羊水は成長に伴い増えて最大で700~800mlになるそうです。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一