おはようございます。
脂質の話
まず、脂は固形の物、油は液体の物を示します。
脂質は、太るなどあまり良いイメージはありませんが、エネルギーを作るもとになったり、ホルモンを作る材料となったり、細胞膜を作って防御壁になったりします。
口から摂取した脂質は、消化されて小腸の細胞に吸収された後、中性脂肪やリン脂質、コレステロールなどの分子に作り変えられます。これらの物質はリポタンパク質によって全身に運ばれます。
中性脂肪は、血液によって運ばれている脂質の大半を占めていて、エネルギーを作る材料として使われるます。
リン脂質は、細胞膜を構成する主な成分で、物質が細胞の内外を勝手に行き来きすることのないようにしています。
コレステロールは、リン脂質と同じく細胞膜を作る材料でもあり、胆汁酸や様々なホルモンの材料になっています。
腸内細菌は、脂質代謝を促進しホルモンの産生にも関わっています。
今日を素敵な1日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一