おはようございます。
腸内細菌
腸内細菌の環境を崩す最も危険なものが、抗生物質です。潰瘍性大腸炎の治療にも最初、抗生物質を使いますが、腸内環境を変えてしまう力があるのも抗生物質なのです。
医者自身が言っていますが、直ぐに抗生物質を出してしまうのは、医者側の責任も大きいと思っているそうです。そういう医療体制があるということです。
その抗生物質によって腸内環境がガラリと変わってしまう恐れがあります。確かに一刻を争う感染症にはなくてはならない薬です。
しかし、安易に出していい薬でもないのです。小児期に抗生物質を投与された人にアレルギー疾患の発症が多くなっているようです。
薬も必要な時は必要です。しかし、使い方が最も重要なことなのです。腸内環境だけでなく、重要な臓器の肝臓や腎臓にも大きな負担をかけるものでもあります。
腸内細菌の研究は、腸の病気だけでなく色々なことに応用できると考えられるようになってきました。その一つが脳です。
明日は、この腸と脳の関係そしてそこに関わる腸内細菌の働きに触れていきます。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一