おはようございます。
腸内細菌
腸内細菌を利用すれば、心まで健康になれるかも知れないのです。
医学の世界でも腸内細菌を使った治療の試みが、腸だけではなく脳でもおこなわれるようになってきました。うつ病や自閉症などを腸内細菌を見直すことで改善したり、パーキンソン病などの症状を緩和する取り組みがおこなわれようになってきたのです。
それでは何故、腸内細菌が脳の治療に応用できるのか?それは、脳と腸が深い関係を持っているからです。腸管を取り巻くように無数に広がる神経細胞が腸の消化運動を支えています。この神経細胞が脳の神経細胞と同じもののようです。脳と腸は良く似ており、腸に棲んでいる腸内細菌が脳にも多大な影響を与えているようです。九州大学の心療内科の研究では、腸内細菌が体内にないと脳が悪影響を受けることが分かってきました。腸内細菌がいない無菌ラットの実験では、そのラットはすばしっこく動き回るようです。即ち多動で、不安の程度が高くなり落ち着けなくなってしまっているということのようです。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一