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腸内細菌⑱

おはようございます。


腸内細菌


昨日書いたように、養殖において腸内細菌をコントロールすることで、病気を予防する事は、世界の食料供給で重要になってくると思われます。


さらに早稲田大学の研究で、健康に良いという青魚の研究がされています。青魚には、人の必須脂肪酸で、健康維持に関わる重要な栄養素であるEPAやDHAが豊富に含まれています。そのEPAやDHAと青魚の腸内に棲んでいる腸内細菌に深い関わりがあることが分かってきました。


イワシ・アジ・サバの腸内に棲んでいる腸内細菌の中には、EPAやDHAを作る菌がいることことが分かってきたようです。青魚にはEPA生産菌・DHA生産菌が棲んでいるのです。この菌が持っている遺伝子を利用して、魚を食べられない人の為に、他の食材に遺伝子を組み込むことも考えられているようです。このように海の生き物の腸内細菌を解き明かし利用することで食料問題に対して取り組む研究が進んでいます。


養殖において感染防止のため、抗生物質が使われてきましたが、腸内細菌で解決できれば安全な食の供給にもなりますね。


今日を素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野有一

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